勤怠システム導入サービスメニュー
社会保険労務士 × IT コンサルタントによる、法律とシステムを両方カバーする専門支援
■ 成果物一覧
勤怠システム導入支援 成果物一覧
| No | 成果物名 | 目的・内容 | 主な確認項目 | 主担当 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 01 | 業務フロー | プロジェクト関係者の役割と責任を明文化し、三者間(顧客・SIer・ベンダー)の一次窓口・承認者・実施者を確定する |
・顧客・SIer・ベンダー各社の役割定義 ・一次窓口・承認者・実施者の明確化 ・保守運用フェーズでの引継ぎ先 |
顧客PM SIer PM |
旧称:RACIチャート キックオフ前に合意必須 |
| 02 | スコープ整理 | 「標準機能で対応」「アドオン」「対象外」の3分類を事前定義し、要件定義中のスコープ整理し効率化する |
・標準機能の範囲定義 ・アドオン承認フロー ・対象外判断の基準と手順 ・変更管理プロセス |
SIer PM 顧客PO |
都度判断をなくすことが目的 |
| 03 | 法改正対応優先度リスト | 現行の法的義務・努力義務を整理し、システム対応が必須の項目を優先順位付けして開発スコープに反映する |
・労働基準法・36協定の必須対応項目 ・努力義務(勤務間インターバル等)の扱い ・法改正スケジュールと稼働タイミングの照合 ・対応しない場合のリスク評価 |
社労士 顧客人事 |
特定社会保険労務士が監修 |
| 04 | 非機能要件確認チェックリスト | 認証・端末・ネットワーク等のインフラ要件を要件定義前にIT統括部と合意し、インフラ起因の後工程遅延を防ぐ |
・シングルサインオン方式(SSO/Azure AD等) ・利用端末種別(PC/モバイル/VDI/共有PC) ・ネットワーク経路(専用線/クラウド/VPN) ・セキュリティポリシー・脆弱性診断要否 |
顧客IT部門 SIer基盤 |
IT統括部との合意を要件定義前に取得 |
| 05 | 勤務パターン×割増率計算マトリクス | 変形労働時間制・交替勤務・夜勤後残業・日跨ぎ計算等のロジックを事前に整理し、設計手戻りを防ぐ |
・所定労働時間・法定労働時間の定義 ・深夜・休日・時間外の割増率パターン ・変形労働時間制の精算単位(日/週/月/年) ・夜勤後残業・日跨ぎ時の適用ルール |
社労士 SIer SE |
地区・会社ごとの差異を先出し |
| 06 | インターフェース一覧 | 連携先システム・データ項目・頻度・フォーマットを早期確定し、開発後の連携修正コストを抑制する |
・連携先システム名と担当ベンダー ・連携方向(送受信)・頻度・方式 ・連携データ項目・フォーマット ・エラー時の運用手順 |
SIer SE 顧客IT部門 |
要件定義フェーズ開始時に作成 |
| 07 | 組織マスタ・個人マスタ設計書 | 組織階層・組織コード・個人属性(雇用区分・勤務形態等)の設計を確定し、承認ルートや権限設定の基盤を整備する |
【組織マスタ】 ・組織階層(本社/事業部/部/課/係)の定義 ・HRシステムとの整合・発令ルール ・関係会社・グループ会社の管理方針 【個人マスタ】 ・雇用区分(正社員/契約/パート/派遣) ・勤務形態コード・変形労働区分 ・外国人労働者の在留資格区分 ・兼務・出向・海外勤務の扱い |
顧客人事 社労士 SIer SE |
承認ルート設計の前提となる重要成果物 |
| 08 | 移行設計書 | 移行対象データ・期間・方式を早期確定し、移行リハーサルの手戻りと本番切替リスクを低減する |
・移行対象データ範囲(マスタ/トランザクション) ・移行方式(自動変換/手動投入) ・並行稼働期間と旧システムの生存期間 ・遡及データの扱い・アーカイブ方針 |
SIer SE 顧客IT部門 |
移行リハーサル計画と連動 |
| 09 | アドオン候補リスト | 要件定義フェーズで洗い出したアドオン候補を一括管理し、優先度・費用対効果を進捗会議で一括判断できる状態にする |
・アドオン候補名・起票者・起票日 ・優先度(必須/推奨/要検討) ・概算規模・費用見積もり ・1次開発/2次開発/対象外の判定結果 |
SIer PM 顧客PM |
都度判断をなくし開発遅延を防止 |
| 10 | 教育計画書 | 誰が・何を・いつ・どの形式で教育するかを設計フェーズで方針化し、稼働直前の教育準備不足を防ぐ |
・教育対象者の分類(キーユーザー/一般ユーザー/管理者) ・教育形式(集合/オンライン/動画/マニュアル) ・関係会社・グループ会社への展開方針 ・ヘルプデスク体制・問い合わせフロー |
顧客人事 SIer PM |
グループ人事会議での合意が目安 |
■ 重要成果物の補足説明
設計・運用上の注意点
業務フロー(No.01)について
顧客・SIer・ベンダーの三者間における役割(実施者・承認者・一次窓口)を文書化します。特に保守運用フェーズでの引継ぎ先が不明確なままプロジェクトが進むと、稼働後のトラブル対応が混乱します。キックオフ前の合意が必須です。
組織マスタ・個人マスタ設計書(No.07)について
組織マスタと個人マスタは承認ルート・参照権限・勤怠計算の全ての基盤です。特に個人マスタでは雇用区分・勤務形態・外国人労働者の在留資格区分・兼務・出向の扱いを早期に確定しないと、要件定義後半でアドオン発生リスクが高まります。
法改正対応優先度リスト(No.03)について
特定社会保険労務士として、現行の法的義務(36協定上限規制・年休5日取得義務等)と努力義務(勤務間インターバル等)を整理し、システム対応の優先順位を確定します。法改正スケジュールと稼働タイミングの照合も同時に行います。